さかき脳外科通信

ラグビー日本代表にひとこと。

ラグビーの日本代表はニュージーランドで開かれているワールドカップを一分け三敗で終えました。
詳細な戦略の反省や見直しは日本協会にお任せしますが勝利への執着心を残念ながら欠くシーンが多かった気がします。
素人の考えることと専門家には一蹴されそうですが私はやはり全ての試合をその時点のベストメンバーで戦うべきだと思います。
勝つ可能性の高い試合にベストメンバーをいいコンディションでを出すために開催国のニュージーランドとの試合に控えメンバーで望むというのはより高い精神性が要求されるラグビーというスポーツではやってはいけないことだと思います。
ニュージーランドはトンガ戦の反省から日本戦にはベストメンバーで望む予定でした。
しかし私が思うに日本の布陣を見てキャプテンのリッチー・マコウやスタンドオフのダニエル・カーターの出場を見合わせました。
日本代表の弱さでなくテストマッチに臨む姿勢にニュージーランド人は疑問符を付けたと思います。
そしてなりふり構わず望んだ絶対に勝たなければならなかったトンガ戦が最も残念な試合でした。
多くの解説者が言っているようにボール争奪戦で負けていました。
私は現役時代ボール争奪に体を張るロックというポジションをしていたので思うのですが接点は最も気持ちに影響されるところです。
ワールドカップに出場している日本代表なのですから気持ちが入っていないはずがないのですが画面からは感じられなかったです。花園で高校生が繰り広げるボール争奪戦の方がはるかに気持ちを感じます。
とにかく今回のワールドカップで日本は結果を出せなかっただけでなくグッドルーザーにもなれなかったと悔しいですが思います。
2,019年の日本開催ワールドカップに向けて日本協会には「そもそもラグビーとは?」というところからの気持ちのこもった立て直しを期待します。