頭痛・めまい・しびれでお悩みの方

めまいについて


めまいは大きく分けるとグルグル回る回転性のめまい、フラフラする浮動性のめまい、さらに目の前が暗くなる失神性のめまいという3つのタイプがあります。

回転性のめまいを引き起こす疾患として脳幹あるいは小脳の梗塞や出血や腫瘍、椎骨脳底動脈循環不全、良性発作性頭位めまい症(BPPV)や前庭神経炎、メニエール病などがあります。椎骨脳底動脈循環不全は脳の後ろ部分を主に栄養する椎骨脳底動脈系の血流が悪くなって起こってくる病態です。脳梗塞の前駆症状として重要で浮動性のめまいを来す場合もあります。

浮動性のめまいには緊張型頭痛や頚椎症に伴って起こってくるもの、椎骨脳底動脈循環不全、血圧の薬の効き過ぎ、心因性などがあります。

失神性のめまいは起立性低血圧、洞不全症候群など心臓疾患、糖尿病性神経障害などによって引き起こされます。

外来にめまいを訴えて来られる患者さんで最も多いのは良性発作性頭位めまい症です。40歳以上の女性に多くめまいは発作性、一過性である特定の頭位をとったときに出現します。夜トイレに行ったときなどに発現しやすく吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

めまいを引き起こす病態には非常に多くのものがあります。大切な事は脳幹あるいは小脳の血管障害や腫瘍による「怖いめまい」でないかどうかを神経学的診察とMRIで確かめることです。